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霜月(十一月)のお話



霜月(十一月)のお話


  
   旧暦では霜月 「しもつき」 冬も近づき寒さも
                     厳しくなり「霜の降り」月。


   霜月の行事   立冬・七五三。


   霜月の和菓子 「亥の子餅」 亥の日に餅を
                          搗いて食べ祝う。

   
 


 

   霜月。日増しに秋の色が濃くなって山から里へと足早にやってきます。
   いち早く塀や外壁の緑のつたの葉が赤く染まり始め、紅葉シーズン到来!

   
   七五三は昔も今も子供の無事な成長を祝い願って男の子は3歳と5歳、
   女の子は3歳と7歳の年の11月15日を中心にお祝いをします。

   男の子の羽織と袴姿や女の子の着物に祝い帯姿に千歳飴(ちとせあめ)を
   下げている姿は微なんとも笑ましい。
 

   私の七五三の頃には女の子はぽっくりを
   履きました。
   
   これは私が履いたぽっくりですが
   思った以上に傷んでいてビックリです。

   よほど気に入って何度も履いたようです。
   ぽっくりの底には、鈴がついており
   
   歩くたびの、鈴の音が気に入ったのかも。
   
   なんとなく、お姫様になったような
   気分になったのでしょう。
   
   今はしきたりや年齢にこだわらず神社に参拝することが多いようです。

  
   暦の上で立冬を過ぎると毎日が寒い。天気予報の「明日朝は霜が降りるところも
   あるでしょう」の翌朝は一段と冷え込みが厳しい身が縮む。
 
   野菜も果物も霜情報は農家には大切な情報です。

   8月末ごろ、種まきが行われた野沢菜の収穫も霜に何度か当たった方が葉が
   柔らかくなり、美味しい野沢菜漬けになります。
   
  
  本格的な野沢菜漬けをする前に、切り漬けをします
  (食べる大きさに切って漬ける)。

  すぐに食べられます。わが家は塩と少々の醤油の
  浅漬け風です。
   
 

   「お菜洗い」がはじまる。
   この季節の水道水はかなり冷たい、ゴム手袋をしていても手が切れそうなくらい
 
     
 (手が凍りそう)冷たくて指先が
 赤くなり動かないほど。
   
 すぐお湯の中に手を入れ暖めます。
 

 冷たい水で洗われるからこそ
 美味しい野沢菜漬になるのでしょう。
 
      
   大きな木樽に漬け込んで、大きな石の重しを2〜3個のせます。
   漬物小屋には大根漬けや野沢菜漬けの樽が置かれ冬の季節に備えます。

   収穫された野沢菜の葉の中で小さなものは「掛け菜」と言って陰干しにします。
   寒い冬には体の温まる粕汁の具として使いますが少々独特の臭いがします。

   
   昼夜の寒暖の差が大きなことは、りんご栽培には最適です。
   
   太陽をいっぱいに受け、味が濃厚 で真赤に熟した蜜のいっぱい入ったりんごは 
   シャキッとした歯ごたえになります。

   8月頃から11月までいろいろな種類のりんごの味が楽しめます。
   最後にりんごの王様「ふじ」の収穫となります。

            
      
   温暖化が進めば自然の恵みの美味しい食材は懐かしの味になってしまそうです。

   
   庭には可愛い小菊が咲き、色づいた柿の葉は落ちて残された柿の実だけが
   廻りの紅葉と空の青さに秋の終わりを教えてくれます。

   部屋にはこたつも出され、あとはいつ雪が降り始めるのだろうと空を眺めます。

                          
 

                                                               

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